試合後にゴミを拾って帰る日本のサポーターに思うこと
2018サッカーワールドカップロシア大会。グループリーグも終了し、今日からいよいよ決勝トーナメントが始まります。
日本代表は優勝候補のベルギーと対戦するということで、グループリーグ第1戦のコロンビア戦以上に厳しい戦いとなりますが、コロンビア戦のような集中した試合の入り方をすれば、結果は必ずしも悪い方向だけに転がることにはならないでしょう。
ところで、2014年のブラジル大会でも注目されていた、ワールドカップの1つの風物詩となりつつある行為が賛否を呼んでいるとのことです。
▼各国で日本人サポーターのゴミ拾いに賛否「現地の仕事を奪う」VS「見習うべき」
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/dot.asahi.com/amp/wa/2018063000011.html%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEoATgB
その行為とはそう、日本代表のサポーターが試合後、ゴミ拾いをして帰るということについてです。上に貼ったリンク元の記事には、このゴミ拾いを立派だとする肯定派と、決して真似することはないという否定派で意見が分かれています。
このことについて、私なりの見解を述べさせていただきます。
今でも記憶に残っているのですが、私が小学生のとき、遠足で校長先生に教えられた言葉があります。それは“立つ鳥跡を濁さず”ということわざです。遠足から帰る前に言われた言葉で、「持ってきたものは必ず持って帰ろう。来たときよりもむしろキレイにして帰るくらいの気持ちで」と。
山や海などに出かける方々も、そういう心がけを意識している方が多いのではないでしょうか?
これは日本の文化だと思いますし、日本人として、ゴミ拾いをする日本代表のサポーターを誇りに思います。
ですが、決してゴミ拾いを必ずやった方がいいとは言いません。イギリス人サポーターがゴミ拾いをやらないのは勝手だし、逆を言えば日本のサポーターもゴミ拾いを頼まれてやっている訳ではないのです。だけど、どちらを尊敬できるかと言えば、後者です。
これは1つの提案ですが、引用記事に出てきたそのイギリス人サポーターも一度一緒に試合の後ゴミ拾いしてみてはいかがでしょうか?何もやらないのに文句だけ言うなんて、とってもみっともない人間と思われても仕方がありません。娘さんに軽蔑される前に、自らゴミ袋を持って、率先してゴミ拾いをしてみては?きっと娘さんもあなたのことを今以上に尊敬すべき対象として認めることでしょう。